Oracle® Solaris Studio 12.4: C ユーザーガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

8.2.1 ステップ 1: 環境設定

cscope は、端末情報ユーティリティー (terminfo) データベースにリストされている端末だけで使用可能な、スクリーン指向のツールです。cscope が、TERM 環境変数の値が terminfo データベースに存在することを確認できるように、TERM 環境変数を自分の端末タイプに設定してあることを確認してください。まだ設定していない場合は、次のようにして TERM に値を設定し、それをシェルに伝えます。

B シェルの場合は次のように入力します。

$ TERM=term_name; export TERM

C シェルの場合は次のように入力します。

% setenv TERM term_name

次に、EDITOR 環境変数に値を設定します。デフォルトでは、cscopevi エディタを呼び出します。(本章の例も vi を使用して説明しています)。vi を使用しない場合は、EDITOR 環境変数を任意のエディタ名に変更して、EDITOR をエクスポートします。

B シェルの場合は次のように入力します。

$ EDITOR=emacs; export EDITOR

C シェルの場合は次のように入力します。

% setenv EDITOR emacs

cscope とエディタ間のインタフェースを設定しなければいけません。詳細については、エディタのコマンド行構文を参照してください

cscope を表示するためだけに使用する (編集は使用しない) 場合は、VIEWER 環境編集を pg に設定して VIEWER をエクスポートします。cscopevi の代わりに pg を起動します。

環境変数 VPATH には、ソースファイルの検索対象ディレクトリを指定します。 ビューパスを参照してください