PCIe Express Module をサーバーに追加する場合、サーバーのブート時に、BIOS はオプション ROM または I/O 領域を、これを必要とするすべてのデバイスに割り当てることができないことがあります。
これが発生した場合、ブート時に POST によってエラーメッセージが生成されます。これによって、オプション ROM または I/O 領域が割り当てられていないデバイスが識別されます。
オプション ROM の場合、メッセージは次のようになります。
Warning: Out of option ROM space for <device path | address>
I/O 領域の場合、メッセージは次のようになります。
Warning: Not enough IO address space allocated for device path | address Warning: Not enough IO address space allocated for device device path | address Warning: Not enough IO address space allocated for device device path | address Warning: Not enough IO address space allocated for device device path | address Warning: Not enough IO address space allocated for device device path | address Warning: Not enough IO address space allocated for device device path | address
各スロットでいくつかのメッセージが生成されることがあります。これは正常です。
その他のデバイスを犠牲にして、追加したデバイスにオプション ROM や I/O 領域が割り当てられる可能性があります。この場合、追加したデバイスはリストに表示されませんが、元のデバイスは表示されます。これは、各デバイスのプローブ順での位置によって異なります。
エラーメッセージによって、ブート元にするデバイスにオプション ROM や I/O 領域が割り当てられていないことが通知される。
オプション ROM が割り当てられていないデバイスで RAID 構成ユーティリティーなどのユーティリティーを実行できる必要がある。
(オプション) エラーメッセージを非表示にする必要がある。
関連項目