Oracle® X6 シリーズサーバー管理ガイド

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 4 月
 
 

サーバーの電源状態の概要

サーバーの電源は、次のような状態になる可能性があります。

電源状態
説明
電源切断
サーバーの電源が完全に切断されるのは、電源コードが取り外された場合だけです。
スタンバイ電源
スタンバイ電源モードでは、ホストの電源は切断されていますが、サービスプロセッサの電源は投入されています。フロントパネルにある緑色の OK ステータスインジケータが点滅します。
フル電源
ホストの電源を投入すると、サーバーはフル電源モードに入ります。フル電源モードでは、緑色の OK ステータスインジケータが常に点灯しています。
ホストの電源を正常に切断することも、すぐに切断することもできます。
サーバーの電源を正常に切断すると、Advanced Configuration and Power Interface (ACPI) に対応したオペレーティングシステムでは、シャットダウンされる前にオペレーティングシステムの準備が行われます。サーバーの電源を即時に切断すると、そのような試みは行われません。

注意  -  データ損失: データ損失を回避するために、即時の電源切断を実行する前に、オペレーティングシステムをシャットダウン用に準備してください。


注 -  システムファームウェアの更新時に「Delay BIOS Upgrade」オプションを選択していた場合、サーバーをリセットするか電源を再投入すると、Oracle ILOM によって BIOS のファームウェアアップグレードがインストールされます。これにより、リセットに通常よりも長い時間がかかり、リセット中にサーバーの電源が再投入されます。これは BIOS の遅延アップグレード中に予想される正常な動作です。詳細は、BIOS およびサービスプロセッサのファームウェアを更新する (Oracle ILOM)を参照してください。