サービスプロセッサで DNS サーバー情報を構成する (Oracle ILOM)

1. Oracle ILOM Web インタフェースから DNS サーバー情報を構成するには、次の手順を実行します。
   1. Oracle ILOM Web インタフェースにログインします。

      手順については、Oracle ILOM へのアクセスを参照してください。

   2. ナビゲーションペインで、「ILOM Administration」>「Connectivity」の順にクリックしてから、「DNS」タブをクリックします。
   3. Oracle ILOM でネットワーク上の DHCP サーバーから DNS 情報を自動的に取得できるようにするには、「Enabled」チェックボックスを選択します。
   4. 「Auto DNS via DHCP」を有効にしなかった場合は、1 台以上の DNS サーバーの IP アドレスと検索パスを入力します。
   5. 1 から 10 までの整数で DNS のタイムアウトを入力します。
   6. 0 から 4 までの整数で DNS の再試行回数を入力します。
   7. 「Save」をクリックします。
2. Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) から DNS サーバー情報を構成するには、次の手順を実行します。
   1. Oracle ILOM CLI にログインします。

      手順については、Oracle ILOM へのアクセスを参照してください。

   2. Oracle ILOM でネットワーク上の DHCP サーバーから DNS 情報を自動的に取得できるようにするには、set コマンドを使用します。

      set /SP/clients/dns auto_dns=enabled

   3. auto_dns が無効になっている場合は、1 つ以上のネームサーバーと検索パスを設定します。

      set /SP/clients/dns nameserver=ip_address_1,ipaddress_2,ipaddress_3 searchpath= domain_1.com,domain_2.edu,and so on

      IP アドレスは最大で 3 つ、検索パスは最大で 6 つ指定できます。

   4. DNS のタイムアウトおよび再試行回数を設定します。

      set /SP/clients/dns timeout=timeoutInSeconds retries=retries

      ここで、timeout は 1 から 10 までの整数、retries は 0 から 4 までの整数です。

関連情報

• 『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド、ファームウェアリリース 3.2.x』(http://www.oracle.com/goto/ilom/docs)、「デフォルトの接続構成プロパティーの変更」