Oracle® Solaris 11.2 ご使用にあたって

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更新: 2015 年 5 月
 
 

SPARC: Oracle Solaris 11.2 をブートするためにレガシーシステムのファームウェアを更新する必要がある

一部の SPARC システムでは、Oracle Solaris 11.2 をブートするためにファームウェアの更新が必要です。更新されていないシステムでは、システムのブート時に次のエラーメッセージが表示されることがあります。

os-io Cross trap sync timeout:

回避方法: Oracle Solaris 11.2 OS をインストールする前に、影響を受けるシステムのファームウェアをTable 1–3 に記載されたバージョンに更新します。次の表は、Oracle Solaris 11.2 を実行するときに、影響を受ける SPARC システムに必要な最小ファームウェアレベルを示しています。

表 1-2  SPARC システムに必要なファームウェアレベル
SPARC プラットフォーム
ファームウェアリビジョン
パッチ
T2000
6.7.11
139434-08
T1000
6.7.11
139435-08
Netra T2000
6.7.11
139436-07
Netra CP3060
6.7.11
なし
T6300
6.7.11
139438–08
T5120/T5220
7.4.0.b
147307-01
T6320
7.4.0.b
147308-01
Netra T5220
7.4.0.b
147309-01
Netra CP3260
7.4.0.b
なし
T5140/T5240
7.4.0.b
147310-01
T5440
7.4.0.b
147311-01
T6340
7.4.0.b
147312-01
Netra T5440
7.4.0.b
147313-01
Netra T6340
7.4.0.b
147314-01
T3-1
8.1.0.c
147315-02
T3-2
8.1.0.c
147316-02
T3-4
8.1.0.c
147317-02
T3-1B
8.1.0.c
147318-02
Netra T3-1
8.1.0.c
147319-02
Netra T3-1B
8.1.0.c
147320-01
Netra T3-1BA
8.1.0.c
なし
M3000
1102
12573531
M4000
1102
12573537
M5000
1102
12573539
M8000
1102
12573543
M9000
1102
12573546

T4、T5、M5、および M6 システムは、Oracle Solaris 11.2 をブートするためのファームウェアバージョンでリリースされました。ただし、Oracle Solaris カーネルゾーンのサポートが必要な場合は、ファームウェアを更新する必要があります。カーネルゾーンのハードウェアおよびソフトウェア要件については、Hardware and Software Requirements for Oracle Solaris Kernel Zones in Creating and Using Oracle Solaris Kernel Zonesを参照してください。