Oracle Solaris 11.2 から、Solaris マルチパスでは、次の製品 ID を持つ Toshiba 製ハードディスクドライブがサポートされます。
AL13SEB600
MBF2600RC
MK1001GRZB
MK2001GRZB
Oracle Solaris 11.2 に更新して新しいブート環境にリブートすると、Oracle Solaris の古いバージョンにロールバックできません。次のエラーメッセージが表示されます。
root@smem10a:~# beadm activate S11U1SRU20B04-z_stress-2.10-1
Error while accessing "/dev/rdsk/c2t500003942823F352d0s0": No such file or directory Unable to activate S11U1SRU20B04-z_stress-2.10-1. Error installing boot files.
回避方法: 次のいずれかを選択してください。
Open Boot PROM (OBP) または GRand Unified Bootloader (GRUB) を使用して、Oracle Solaris の古いバージョンにロールバックします。
SPARC システムの場合、OBP モードですべての使用可能なブート環境を一覧表示し、次に指定されたブート環境のルートファイルシステムをブートします。
{0} ok boot -L
{0} ok boot -Z rpool/ROOT/boot-environment
SPARC でブート環境をブートする方法については、Booting From an Alternate Operating System or Boot Environment in Booting and Shutting Down Oracle Solaris 11.2 Systemsを参照してください。
x86 システムの場合、GRUB メニューで、GRUB で選択されたデフォルトバージョンではなく、ブートする OS バージョンを手動で選択します。
TOSHIBA ディスクと接続された特定の HBA ポートについて、MPxIO 構成を無効にします。MPxIO を無効にする詳細については、 stmsboot (1M) のマニュアルページを参照してください。