Oracle® Solaris 11.2 リンカーとライブラリガイド

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 7 月
 
 

クロスリンク編集

このリンカーは SPARC または x86 を対象としたクロスリンカーで、32 ビットオブジェクトまたは 64 ビットオブジェクトにリンクできます。32 ビットオブジェクトと 64 ビットオブジェクトを混在させることはできません。同様に、1 つの機械タイプのオブジェクトのみが許可されます。

通常、コマンド行オプションではリンク編集のターゲットを区別する必要はありません。リンカーは、コマンド行の最初の入力再配置可能オブジェクトの ELF 機械タイプを使用して、操作するモードを制御します。mapfile またはアーカイブライブラリからだけ行われるリンクなどの特別なリンク編集は、コマンド行オブジェクトの影響を受けません。これらのリンク編集のデフォルトは、32 ビットのネイティブターゲットです。リンク編集ターゲットを明示的に定義するには、–z target オプションを使用します。