Oracle® Solaris 11.2 リンカーとライブラリガイド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

mapfile 指令

次の指令がリンカーで受け入れられます。

表 8-6  mapfile 指令
指令
目的
CAPABILITY
ハードウェア、ソフトウェア、およびプラットフォーム機能
DEPEND_VERSIONS
共有オブジェクトの依存関係から許可されるバージョンを指定します
HDR_NOALLOC
ELF ヘッダーおよびプログラムヘッダーは割り当て不可です
LOAD_SEGMENT
読み込み可能な新しいセグメントを作成するか、既存の読み込みセグメントを変更します
NOTE_SEGMENT
注釈セグメントを作成するか、既存の注釈セグメントを変更します
NULL_SEGMENT
ヌルセグメントを作成するか、既存のヌルセグメントを変更します
PHDR_ADD_NULL
ヌルプログラムヘッダーエントリを追加します
SEGMENT_ORDER
出力オブジェクトおよびプログラムヘッダー配列内のセグメントの順序を指定します
STACK
プロセススタック属性
STUB_OBJECT
オブジェクトがスタブオブジェクトとして構築できることを指定します
SYMBOL_SCOPE
命名されていない大域バージョン内でシンボルの属性およびスコープを設定します
SYMBOL_VERSION
明示的に命名されたバージョン内でシンボルの属性およびスコープを設定します

サポートされる各 mapfile 指令の具体的な構文については、後続のセクションで示します。