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Oracle® SuperCluster M7 シリーズ設置ガイド

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更新: 2016 年 2 月
 
 

施設の電源要件

電気的な作業および設置では、適用される現場、地方、および国の電気工事規定に従う必要があります。施設の管理者または有資格の電気技師に連絡して、建物に供給されている電力のタイプを確認してください。

大規模な障害を避けるため、PDU に十分な電力が供給されるように入力電源を設計してください。

米国やカナダでは、システム全体の AC 入力電流負荷が、分岐回路の AC 電流定格の 80 パーセントを超えないようにしてください。

配電要件を計画する際には、使用可能な AC 電源分岐回路間で電力負荷をバランスよく振り分けるようにしてください。

設置場所の AC 電源コンセントは、ラックから 6.6 フィート (2 メートル) 以内になければいけません。

回路遮断器要件

ラックに電力を供給するすべての電源回路に、専用の AC ブレーカパネルを用意してください。

回路遮断器のほかに、コンポーネントで障害が発生する可能性を減らすために、UPS のような安定した電源も用意してください。コンピュータ装置が電力の遮断や変動に繰り返しさらされると、コンポーネントで障害が発生する確率が高くなります。

アースに関するガイドライン

電気回路は必ずアースしてください。

ラックにはアースタイプの電源コードが付属しています。コードは必ず、アースされた電源コンセントに接続してください。場所によって使用されるアース方法が異なるため、アースのタイプを確認してください。また、IEC ドキュメントなどのドキュメントを参照し、正しいアース方法を確認してください。建物のアース方法の確認およびアース工事は、必ず施設の管理者または有資格の電気技師が行なってください。