Oracle Developer Studio パフォーマンスライブラリでは多くのルーチンのシリアル速度が向上し、多くのルーチンが並列化されているため、パフォーマンスライブラリのルーチンはシリアルプロセッサとマルチプロセッサ (MP) の両方のプラットフォームでアプリケーションのパフォーマンスを高めることができます。Oracle Developer Studio パフォーマンスライブラリのルーチンでは、Netlib 基本ライブラリには存在しない SPARC、AMD、および Intel に固有の最適化も得られます。
Oracle Developer Studio パフォーマンスライブラリでは、Netlib 基本ライブラリに次の最適化と拡張が加えられます。
Fortran 95 および C 言語のインタフェースをサポートする拡張機能
型への非依存性やコンパイル時チェックなどの、Fortran 95 言語の機能
パフォーマンスライブラリ内のさまざまなライブラリにわたって一貫した API
LAPACK 1.0、2.0、3.0、3.1.1、3.3.1、3.4.2、および 3.5.0 ライブラリとの互換性
パフォーマンスの向上、および場合によっては精度の向上
特定の SPARC および x86/x64 命令セットアーキテクチャー向けの最適化
64 ビット対応の Oracle Solaris および Linux オペレーティング環境のサポート
SPARC および x86/x64 プラットフォーム向けの並列処理コンパイラオプションのサポート
マルチプロセッサハードウェアオプションのサポート