BLAS1 ルーチン
表 56 に、Oracle Developer Studio パフォーマンスライブラリの BLAS1 ルーチンを示します。現在、Oracle Developer Studio パフォーマンスライブラリの BLAS1 ルーチンは並列化されていません。
表 56 BLAS1 (Basic Linear Algebra Subprograms、レベル 1) ルーチン
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SASUM、DASUM、SCASUM、DZASUM
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ベクトルの絶対値の和
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xAXPY
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スカラーとベクトルの積をベクトルに加算
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xCOPY
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ベクトルをコピー
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SDOT、 DDOT、 DSDOT、 SDSDOT、 CDOTU、 ZDOTU、 DQDOTA、 DQDOTI
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ドット積 (内積)。4 倍精度 DQDOTA、DQDOTI は SPARC でのみ使用可能
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CDOTC、ZDOTC
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ドット積 (第 1 ベクトルを共役化)
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SNRM2、 DNRM2、 SCNRM2、 DZNRM2
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ベクトルのユークリッドノルム
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xROTG
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ギブンス平面回転を設定
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SROT、DROT、CSROT、ZDROT
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ギブンス平面回転を適用
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SROTMG、DROTMG
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修正ギブンス平面回転を設定
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SROTM、DROTM
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修正ギブンス回転を適用
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ISAMAX、 IDAMAX、 ICAMAX、 IZAMAX
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最大絶対値を持つ要素のインデックス
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xSCAL、CSSCAL、ZDSCAL
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ベクトルをスカラー倍
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xSWAP
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2 つのベクトルを交換
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CVMUL、ZVMUL
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複素ベクトルどうしの積のスカラー倍を計算
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