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Oracle® Fabric OS 1.0.2 コマンドリファレンス

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更新: 2016 年 11 月
 
 

set cli

set cli コマンドは、CLI のさまざまな属性を構成します。

構文

set cli autocommit {off|on} [–noconfirm]
set cli block-entry {off|on}
set cli color {off|on}
set cli cols number
set cli confirm {off|on}
set cli echo {off|on}
set cli idle-timeout minutes
set cli mode {expert|user|xml}
set cli paging {off|on}
set cli progress-bar {off|on}
set cli prompt {custom value|normal}
set cli rows number
set cli space-completion {off|on}
set cli wrap {off|on}

ここでは:

  • minutes は、idle-timeout が継続する分数です。

  • number は、画面上での列数または行数です。

  • value は CLI プロンプトです。

このコマンドにはサブコマンドがあります。この表では、サブコマンドについて説明し、構文を示します。

サブコマンド
説明
autocommit
各変更後に CLI が自動的にコミットするかどうかを制御します。
  • on - デフォルトは on です。CLI コマンドが完了すると、システムは構成データベースへの変更を自動的にコミットします。

  • off - off に設定した場合は、commit コマンドを使用してすべての変更をデータベースに手動で書き込む必要があります。off を選択すると、一連の変更を行なってから、その変更をグループとしてコミットできます。

block-entry
CLI で「foreach」などのスクリプトブロックの入力を求めるプロンプトを表示するかどうかを制御します。
color
CLI でセッション内のコマンド出力の色を表示するかどうかを制御します。出力のみが色付きで表示されます。コマンドプロンプトおよびコマンドテキストはモノクロです。デフォルトでは、色が表示されますが、color を off に設定すると、画面がモノクロ表示に戻ります。
cols
端末画面上の列数を設定します。デフォルトは、使用しているモニターの画面サイズです。行サイズの設定は、TTY/コンソールポートでは使用できないことがあります。
confirm
CLI 確認モードを設定します。このモードを on に設定した場合、CLI は危険なコマンドを確認します。
echo
すべての CLI 通信を表示します。on を選択すると、すべてのコマンドが端末画面に表示されます。デフォルトは off です。
history
保存されている履歴コマンドのうち、表示対象となる数を設定します。バッファー限度サイズは、1 ユーザーにつき 512 個のコマンドです。ログは、CLI ログインセッション全体にわたって維持されます。
idle-timeout
指定した分数、アイドル状態が続いたあとで、CLI セッションはタイムアウトします。無限の CLI タイムアウト (タイムアウトなし) を構成するには、0 の値を構成します。デフォルトは 30 分です。
mode
CLI モードを制御します。デフォルトは user です。
paging
CLI ページ分割モードを設定します。on に設定した場合、画面がいっぱいになるとディスプレイ出力が停止します。ページ分割モードが off の場合、ページの最後で出力は停止しません。
progress-bar
実行に長い時間がかかると予想されるコマンドについて、進行状況バーを画面に表示するかどうかを決定します。
prompt
現在の CLI プロンプトモードを制御します。custom キーワードは、任意の CLI 表現になるようにプロンプトを設定します。normal キーワードは、現在のオブジェクトのフルネーム (admin@nsn150-162[OFOS] など) になるようにプロンプトを設定します。
  • custom - 任意の CLI 表現にプロンプトを設定します。

  • normal –現在のオブジェクトのフルネームになるようにプロンプトを設定します。

rows
端末画面の行数を設定します。デフォルトは、使用しているモニターの画面サイズです。行サイズの設定は、TTY/コンソールポートでは使用できないことがあります。
space-completion
スペースバーが押されたときに CLI がコマンドを実行するかどうかを制御します。デフォルトは on です。
wrap
CLI が行末でテキストを折り返すかどうかを制御します。デフォルトは on です。

オプション

オプション
説明
–noconfirm
CLI を構成または表示するときに、確認をオフにします。

例: コマンド行でのエコーの制御

この例は、コマンド行でのエコーのオンとオフを切り替える方法を示します。

[OFOS] set cli echo on
[OFOS] add server-profile foo
add server-profile foo
add  server virtual "foo"
    // if a template was specified, apply it now
top
top
commit noconfirm
[OFOS] set cli echo off
set cli echo off