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Oracle® ZFS Storage Appliance インストールガイド

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更新: 2016 年 12 月
 
 

ディスクシェルフケーブルの接続

次の手順を使用して、ストレージコントローラとディスクシェルフとの間をケーブルで接続します。


Caution

注意  -  アプライアンスの電源投入で指示があるまで、電源ケーブルは接続しないでください。


アプライアンスの配線構成は、コントローラやディスクシェルフの数や種類、システム内のホストバスアダプタ (HBA) の数により異なります。ディスクシェルフは、デイジーチェーンの Serial Attached SCSI (SAS) ケーブルでほかのディスクシェルフに接続します。コントローラは、コントローラの指定された PCIe スロットにある HBA を介して接続された長い SAS ケーブルで、各ディスクシェルフチェーンに接続します。クラスタ化コントローラは、冗長通信チャネル (2 つのシリアルリンクと 1 つの Ethernet リンク) を提供する 3 つの Ethernet ケーブルを介して接続されます。アプライアンス用に設計された配線方法には、最適な安全性で簡単に拡張できる下部から上部への配線、最適な負荷分散およびパフォーマンスのための戦略的なスロット配置、およびクラスタ化コントローラ用のインタフェース冗長性が含まれるため、単一障害点はありません。

  1. Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイドの配線の入門で、使用しているシステムに適したケーブル構成を見つけます。
  2. ディスクシェルフ間およびストレージコントローラとディスクシェルフ間をケーブルで接続します。

    クラスタ化コントローラの場合は、クラスタケーブルの接続の説明に従って、クラスタケーブルを接続します。

使用例 5  ディスクシェルフの配線例

次の図は、2 台のクラスタ化 Oracle ZFS Storage ZS4-4 コントローラと 8 台の DE2-24C ディスクシェルフのケーブル接続を示しています。コントローラは、キャビネットの中央に配置することをお勧めします。

具体的な構成の配線図については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイドの配線の入門を参照してください。

image:ディスクシェルフ配線の例

吹き出し番号
説明
吹き出し番号
説明
1
シェルフ 8 (RU 35-38)
6
コントローラ 2 (RU 17-19)
2
シェルフ 7 (RU 31-34)
7
シェルフ 4 (RU 13-16)
3
シェルフ 6 (RU 27-30)
8
シェルフ 3 (RU 9-12)
4
シェルフ 5 (RU 23-26)
9
シェルフ 2 (RU 5-8)
5
コントローラ 1 (RU 20-22)
10
シェルフ 1 (RU 1-4)