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Oracle® ZFS Storage Appliance Analytics ガイド、Release OS8.6.x

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更新: 2016 年 9 月
 
 

最初の書き込みログデバイスを追加するタイミング (BUI)

アプライアンスに最初の書き込みログデバイスが必要かどうかを判定するには、この手順を使用します。書き込みキャッシュを有効にすると、ファイバチャネルと iSCSI の書き込みが同期型となり、ログデバイスのメリットが得られるようになります。処理を続行する前に、LUN で書き込みキャッシュを有効にすることの影響についてドキュメントを精読し、理解するようにしてください。詳細については、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.6.x の シェアの領域管理を参照してください。

複数の書き込みログデバイスを追加する必要があるかどうかを判定するには、さらに書き込みログデバイスを追加するタイミング (BUI)を参照してください。

  1. ワークシートの作成 (BUI)の説明に従ってワークシートを作成します。
  2. 「統計を追加」の横にある追加アイコン image:項目を追加できることを示すアイコン をクリックします。
  3. 「プロトコル」>「NFSv2 操作数」>「操作タイプ別」に移動します。
  4. アプライアンスで構成されている各プロトコルについて、手順 2 と 3 を繰り返します。
  5. 少なくとも 15 分待ちます。

    注 -  15 分は一般的なガイドラインです。パフォーマンスに影響されやすい、短時間の同期書き込みワークロードがある場合は、この時間を調整できます。
  6. グラフを調べます。

    次の条件のいずれかまたはすべてが存在する場合は、書き込みログデバイスの追加を検討してください。

    • iSCSI 書き込み、ファイバチャネル書き込み、および NFS/SMB 同期操作の合計が 1 秒あたり少なくとも 1000 個存在する

    • NFS コミットが 1 秒あたり少なくとも 100 個存在する