ディスクシェルフ同士の配線
ラック内のディスクシェルフ同士を配線するには、次の手順を使用します。DEx-24P ディスクシェルフの場合、1 m (3.28 フィート) のケーブルを使用します。DEx-24C および Sun Disk Shelf の場合、2 m (6.56 フィート) のケーブルを使用します。ディスクシェルフ間で許可される最大ケーブル長は、3 m (9.84 フィート) です。
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配線の入門で、使用するシステムに適した配線図を特定します。
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まずディスクシェルフケーブルの中央部で直径 12.7 cm (5 インチ) のゆるいループを適切な数だけ作成し、ケーブルタイを取り付けてそれらを固定します (次の図を参照)。
ループ作成時にはこれらのガイドラインを使用してください。
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1 m のケーブル長 - 2 ループ
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2 m のケーブル長 - 3 ループ
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3 m のケーブル長 - 4 ループ
ケーブルタイとケーブル端の間の長さが約 0.58 m (23 インチ) になるようにします。
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ラックの背面に向かって、まずいちばん上のディスクシェルフについて、ディスクシェルフ配線ポートにもっとも近いラックのサイドを選択し、そのサイドにケーブルのループを保持します。
ケーブル長が最大になるよう、ケーブルタイがラックの背面のほうを向くようにしてください。
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ラックレールの、いちばん上のディスクシェルフより上の位置までケーブルの上側の端を伸ばし、電源装置を取り外すのに十分な余裕がケーブルに残っていることを確認します。
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そのケーブルの端を、いちばん上のディスクシェルフの適切なポートに接続します。
ディスクシェルフのポートを特定するには、適切な配線図を参照してください。DEx-24 ディスクシェルフにケーブルを接続するときは、ディスクシェルフタイプと I/O モジュールに対して青色のリリース爪の位置が正しくなるようにして、ケーブルコネクタのラッチがポートにかみ合うことを確認します。
Mini-SAS HD ケーブルを DE3-24P ディスクシェルフに接続する
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1
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青色のリリース爪
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2
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ケーブルコネクタのラッチ
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3
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IOM 0/IOM 1 ポートのラッチ受け穴
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Mini-SAS HD ケーブルを DE3-24C ディスクシェルフに接続する
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1
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青色のリリース爪
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2
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ケーブルコネクタのラッチ
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3
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IOM 0/IOM 1 ポートのラッチ受け穴
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Mini-SAS ケーブルを DE2-24P ディスクシェルフに接続する
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1
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青色のリリース爪
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2
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ケーブルコネクタのラッチ (下側)
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3
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IOM 1 ポートのラッチ受け穴 (下側)
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4
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青色のリリース爪
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5
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ケーブルコネクタのラッチ
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6
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IOM 0 ポートのラッチ受け穴
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Mini-SAS ケーブルを DE2-24C ディスクシェルフに接続する
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1
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青色のリリース爪
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2
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ケーブルコネクタのラッチ (下側)
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3
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IOM 0/IOM 1 ポートのラッチ受け穴 (下側)
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コイル状になったケーブルを、垂直方向のラックレールとラックサイドパネルの間にスライドさせます。その際、ケーブルタイがまだラック背面のほうを向いていることを確認します。
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電源装置を取り外すための余裕があることを確認したあと、ケーブルの他方の端を、適切なディスクシェルフの適切なポートに接続します。
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いちばん上のディスクシェルフより少しだけ上にあるラックレール上の設置穴に、ケーブルの上側の端を別のケーブルタイを使って固定します。
2U ディスクシェルフ同士の配線 (DE3-24P を表示)
2U ディスクシェルフ同士の配線 (DE2-24P を表示)
4U ディスクシェルフ同士の配線 (DE3-24C を表示)
4U ディスクシェルフ同士の配線 (DE2-24C を表示)
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チェーン内の残りのディスクシェルフについても、正しいディスクシェルフに置き換えて、この手順を繰り返します。
サイド上のケーブルタイの固定位置の間隔は、約 20.32 cm (8 インチ) を保ちます。
- (オプション)
ケーブルタイの余分な部分を切り取ります。
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すべての追加ディスクシェルフチェーンで、この手順を繰り返します。
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コントローラをディスクシェルフチェーンに接続するには、適切な手順を参照してください。