このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

5.3 Spacewalkクライアント・ソフトウェアを最初にインストールせずにrhnreg_ksを使用してクライアント・システムを登録

Oracle Linux 7更新1およびOracle Linux 6更新7以降では、Oracle Linux 7またはOracle Linux 6サーバーをSpacewalkに登録する前に、Spacewalk Client 2.2ソフトウェアをインストールする必要はありません。

Oracle LinuxサーバーをSpacewalkクライアントとして登録するには、次のようにします:

  1. CA証明書ファイルRHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERTをサーバーにダウンロードします。

    ブラウザのタブで、http://swksvr_FQDN/pub (swksvr_FQDNは、Spacewalkサーバーの完全修飾ドメイン名)にナビゲートし、CA証明書ファイルRHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT/usr/share/rhn/にダウンロードします。

    または、次のようにコマンドラインからwgetを使用します。

    # wget -q -O /usr/share/rhn/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT \
      http://swksvr_FQDN/pub/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT
  2. rhnreg_ksコマンドを使用してSpacewalkにシステムを登録し、--sslCACertオプションを使用して証明書を指定します。

    # rhnreg_ks --sslCACert=/usr/share/rhn/RHN-ORG-TRUSTED-SSL-CERT \
      --serverUrl=https://swksvr_FQDN/XMLRPC --activationkey=activation_key

    Spacewalkサーバーまたはプロキシを完全修飾ドメイン名で指定します。

    SpacewalkクライアントをSpacewalkサーバーに再登録する必要がある場合は、追加で--forceオプションを指定します。

  3. 登録後にSpacewalkクライアント・ソフトウェアをインストールするには、サーバーをSpacewalk Client 2.2ソフトウェア・チャネルにサブスクライブし、yumを使用してパッケージをインストールします:

    # yum install rhn-client-tools rhn-check rhn-setup rhnsd m2crypto yum-rhn-plugin

    登録後、Spacewalk Clientソフトウェアをインストールし、Spacewalkが提供するフィーチャと監査を含むすべての機能をサポートすることをお勧めします。