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第3章 アクティベーション・キーの作成

spacewalk-common-channelsを使用してOracle Linuxソフトウェア・チャネルとリポジトリを設定する場合、このコマンドはアクティベーション・キーも作成し、このキーをソフトウェア・チャネルに関連付けます。

アクティベーション・キーを使用すると、クライアント・システムはユーザー名とパスワードを入力せずにSpacewalkに登録できます。 基本ソフトウェア・チャネルとすべての子チャネルを構成して同期したら、クライアント・システムをSpacewalkに登録できるようにアクティベーション・キーを作成します。

必要に応じて、アクティベーション・キーを使用して、デフォルトの親および子のソフトウェア・チャネル・サブスクリプションおよびすべての構成チャネルを定義することもできます。 Spacewalkはサブスクライブ時にこれらのチャネルにクライアントをサブスクライブします。 ただし、アクティベーション・キーを変更せずに後でチャネルを変更することはできます。

クライアント・システムがチャネルをオーバー・サブスクライブしないように注意してください。 アクティベーション・キーを構成して、クライアントを最小限の数のチャネルにサブスクライブすることをお薦めします。

必要に応じて、ベース・チャネル、システム・アーキテクチャ、およびサーバー・タイプの組み合わせごとにアクティベーション・キーを作成できます。 たとえば、Oracle Linux 6 (i386)、Oracle Linux 6 (x86_64)、およびOracle Linux 7 (x86_64)で実行されているWebサーバー、メール・サーバー、またはアプリケーション・サーバー用に個別のアクティベーション・キーを作成できます。 あるいは、チャネル割当てを行わずに単一のデフォルト・アクティベーション・キーを作成し、それをすべてのサーバー・タイプに使用することもできます。

アクティブ化キー用の意味のわかりやすいラベルを「Key」フィールドに入力すること、またキーの自動生成は使用しないことをお薦めします。

たとえばバージョン番号およびアーキテクチャ(oraclelinux6-x86_64)またはサーバー・タイプ(webserverまたはappserver)に基づく、わかりやすいラベルを持つキーを作成します。

Spacewalkはアクティベーション・キー・ラベルにプレフィクスを自動的に追加します。 たとえば、oraclelinux-x86_64をラベルとして選択した場合、実際に作成されるキーは1-oraclelinux-x86_64と呼ばれます。 これにより、同じベース・チャネルに対して複数のアクティブ化キーを作成し、それぞれに異なる構成オプションを指定できます。 使用する名前は、Spacewalkクライアントの登録時に表示されます。 独自のキー・ラベルを作成すると、正しいキーを選択するのに役立ちます。