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11.1 Spacewalk Webインタフェースを使用したクライアント・システムのOpenSCAP監査の実行

通常、Spacewalkでoscapコマンドを使用してスキャンを実行します。 このコマンドの使用方法の詳細は、Oracle® Linux 6: セキュリティ・ガイドを参照してください。

図11.1 新しいXCCDFスキャン・ページのスケジュールを設定


システムまたはシステム・グループのスキャンをスケジュールするには、次の手順を実行します:

  1. システムの場合:

    • システムに移動し、システム名をクリックして監査タブを選択し、スケジュールタブを選択します。

    システム・グループの場合:

    1. システムに行き、システム・グループを選択して下さい。

    2. システム・グループ名をクリックします。

    3. Detailsページで、グループと一緒に働くをクリックします。

      SpacewalkはグループをSystem Set Managerにロードします。

    4. 監査タブを選択します。

  2. 「新しいXCCDFスキャンをスケジュール」ページで、次のフィールドにスキャン設定を入力します:

    Command

    スキャンに使用するコマンドを入力します。 デフォルトのコマンドは/usr/bin/oscap xccdf evalで、インストールされているXCCDFチェックリスト・ファイル内のプロファイルに対してシステムをスキャンします。

    OVAL監査スキャンを実行するには、コマンド/usr/bin/oscap oval evalを使用します。 OVAL定義ファイルはhttps://linux.oracle.com/securityからダウンロードできます。

    コマンドライン引数

    スキャンを実行するコマンドには、コマンドライン引数を入力します。 例えば: --profile server

    XCCDFドキュメントへのパス

    XCCDFチェックリスト・ファイルのパス(例:/usr/share/xml/scap/ssg/content/ssg-rhel6-xccdf.xml)またはダウンロードされたOVAL定義ファイル(たとえばcom.oracle.elsa-2014.xml)を入力します。

  3. 必要に応じてスケジュールを変更し、スケジュールをクリックします。

    スキャンが完了すると、スキャン結果の要約がリスト・スキャンタブの下に表示されます。 セキュリティの回帰をチェックするために定期的なスキャンをスケジュールすることをお薦めします。