複数選択処理

このパラメータは、複数選択処理用の処理領域に含める処理を定義します。複数選択処理は、「複数選択」パラメータが「Yes」に設定された場合にのみ使用可能で、これによって各行にチェック・ボックスが表示されます。ここで定義された処理は、チェック・ボックスを使用してユーザーが選択したすべての行に対してトリガーします。

次のパラメータをゾーン・タイプに適用できます。

  • 「情報データ・エクスプローラ - 複数のSQL」(F1-DE)

  • 「問合せデータ・エクスプローラ - 複数のSQL」(F1-DE-QUERY)

  • 「情報データ・エクスプローラ - 単一のSQL」(F1-DE-SINGLE)

複数選択処理には次のニーモニックがあります。

ニーモニック

摘要

有効値

コメント

script=

このニーモニックは、処理をクリックしたときに起動されるスクリプトを定義します。これは必須です。

SCR_CD

有効なビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトまたはサービス・スクリプトへの参照を入力します。

type=

このニーモニックは、処理のレンダリング方法を定義します。

BUTTON

処理はボタンとしてレンダリングされます。これはデフォルトです。

LINK

処理はハイパーテキストとしてレンダリングされます。

ICON

処理はグラフィック・アイコンとしてレンダリングされます。このオプションでは、iconニーモニックが必要です。

icon=

このニーモニックは、type=ICONのときに表示されるアイコンを定義します。

DISPLAY_ICON_CD

有効な表示アイコン・コードへの参照を入力します。

refresh=

このニーモニックは、スクリプトの完了後にリフレッシュが行われるかどうか、およびどのように行われるかを示します。

NO

リフレッシュは実行されないことを示します。これはデフォルトです。

ZONE

ゾーンのリフレッシュが実行されることを示します。

PORTAL

ポータル全体のリフレッシュが実行されることを示します。

label=

デフォルトでは、ボタン・ラベル、リンク・テキストまたはアイコン・ツールチップは、スクリプト摘要から取得されます。このニーモニックを使用して、そのラベルを上書きします。

FIELD_NAME

ラベルを使用する対象の有効なフィールド名を入力します。これは常に、複数の言語が必要な場合に使用されるオプションです。

'text'

テキストを一重引用符で囲んで直接入力します。

list=

スクリプトの実行時に、選択した各行からの情報を含むXMLリストが作成されます。このリストは、スクリプトのスキーマで定義する必要があり、このニーモニックで参照します。

listElementName

スクリプト・スキーマから有効なリスト要素名を入力します。

context=[elementName1=rowData1 elementName2=rowData2]

このニーモニックは、選択した各行から適切な情報をリストに移入するために使用します。このニーモニックでは、複数の値を渡すことがサポートされています。

それぞれの場合で、スキーマ・リスト内の要素を最初に定義し、次に等号、次に要素に移入するために使用するデータに関する情報(次の列で定義する有効な値のいずれかを使用して定義)を定義します。

1つ以上の値を定義できます。各コンテキスト値は、スペースで区切って定義します。コンテキスト値のセット全体を大カッコで囲む必要があります。

スキーマの例:

<schema>
  <accountInfo type="list">
    <accountId/>
    <name/>
    <amount/>
    <process/>
  </accountInfo>
</schema>

listおよびcontextニーモニックの例。

list=accountInfo

context=[accountId=ACCT_ID name=C2 amount=P3 process='O']

Cx

参照される列パラメータ内の値を要素に移入することを示します。

Px

参照される後処理パラメータ内の値を要素に移入することを示します。

COLUMN_NAME

SQL文の列の値を要素に移入することを示します。

'constant'

一重引用符で囲んで定義した値を渡すことを示します。

class=

このニーモニックを使用し、異なるCSSスタイルを使用して処理のルック・アンド・フィールを上書きします。

'className1' 'className2'

標準クラスに追加する1つ以上のクラスを一重引用符で囲んで入力します。複数のクラス名を指定できます。

style=

このニーモニックを使用し、指定したCSSスタイルを使用して処理要素のルック・アンド・フィールを上書きします。

標準のstyle=書式。

使用可能なすべてのCSSスタイル定義を使用できます。