ゾーン表示サービス・スクリプト

すべてのゾーンでは、条件に基づいてゾーンをユーザーに表示するかどうかの判断に使用する表示スクリプトをサポートしています。スクリプトは、入力パラメータを受け取り、ゾーンを表示するかどうかを示すブール値を返すことが想定されます。構文に関する詳細は、「ゾーン表示サービス・スクリプト」パラメータの埋込みヘルプを参照してください。

次の表に、ゾーンの要件に該当する場合に使用する、製品に用意されているサービス・スクリプトを示します。これは表示スクリプトを網羅したリストではありません。所定のゾーンに固有のものもあります。

スクリプト・コード 摘要 コメント
F1-ShldShwZn

ゾーン表示 - ポータルにゾーンを表示

このスクリプトは単にtrueの値を返し、ゾーンが常に表示される場合に使用されます。

F1-CondShwZn

ゾーン表示 - 条件付きでポータルにゾーンを表示

ゾーンを表示する条件がコンテキスト値の移入に基づいている場合に使用されます。一般的には、ポータル内の別のゾーンからレコードをブロードキャストした後にのみ、ポータル内の特定のゾーンを表示する場合に使用されます。

この表示スクリプトを使用するゾーンの例は、「F1-BSFTYPE」を参照してください。

F1-RwCtShwZn

ゾーン表示 - 行数に基づく

ゾーンを表示する条件が、SQLを使用して判別できる1つ以上の行の存在に基づいている場合に使用されます。このスクリプトでは、ゾーン・コード、ユーザー・フィルタ1から25、および非表示フィルタ1から10を受け入れます。ゾーンによって行数に少なくとも1が返された場合、スクリプトはtrueの指定を返します。

この表示スクリプトを使用するには、特定のユース・ケースに対して固有のデータ・エクスプローラ・ゾーンを開発する必要があります。

この表示スクリプトを使用するゾーンの例は、「F1-MIGRREQEL」を参照してください。