非表示フィルタ

データ・エクスプローラ・ゾーンには、ゾーンに表示される行または列(あるいはその両方)を制限するために、非表示フィルタを定義する機能が含まれています。次に、非表示フィルタの値について可能性のあるソースを示します。

  • グローバル領域には、値がグローバル・コンテキストで保守されるフィールドが含まれています。

  • ポータル領域には、ポータルに現在表示されているオブジェクトを説明するフィールドが含まれています。

  • ポータルのその他のゾーンは情報をポータル領域にブロードキャストでき、ゾーンはポータル領域を非表示フィルタとして使用できます。

次のパラメータをゾーン・タイプに適用できます。

  • 「情報データ・エクスプローラ - 複数のSQL」(F1-DE)

  • 「問合せデータ・エクスプローラ - 複数のSQL」(F1-DE-QUERY)

  • 「情報データ・エクスプローラ - 単一のSQL」(F1-DE-SINGLE)

非表示フィルタは、次のニーモニックを使用して定義されます。

ニーモニック

摘要

有効値

コメント

name=

このニーモニックは、他のゾーンからブロードキャストする、またはポータル・コンテキストに移入する必要があるフィールドの名前を定義します。

FIELD_NAME

datasource=

このニーモニックは非表示フィルタの値のソースを定義します。

- このニーモニックを空白のままにした場合、デフォルトの動作は次のようになります。

- フィールドが別のゾーンからブロードキャストされた場合は、ブロードキャスト値が使用されます。

- 値がブロードキャストされない場合は、ポータル・コンテキストをチェックして、このフィールドが存在するかどうかが判断されます(フィールドがある場合は、その値が取得されます)。

- 依然として値がない場合は、グローバル・コンテキストがチェックされます。

- 依然として値がない場合、ゾーンはpopruleニーモニックに従って表示されます。

G

ゾーンがフィルタ値をグローバル・コンテキスト内で検索することを示します。

P

ゾーンがフィルタ値をポータル・コンテキスト内で検索することを示します。

D

ゾーンがフィルタ値をページ・データ・モデル内で検索することを示します。

poprule=

このニーモニックは、非表示フィルタがない場合の動作を制御します。

R

フィルタの値が必須であることを示します。ゾーンは空の状態に設定され、ブロードキャストの実行を求めるメッセージがゾーンに表示されます。これはデフォルト値です。

O

値がオプションであることを示します。値が必要ない場合、ゾーンはその値なしで作成されます。

type=

フィルタ値の取得に使用する表示メタファーを定義します。

DATE

このタイプのフィルタは日付を取得します。

DATE/TIME

このタイプのフィルタは日時を取得します。

STRING

このタイプのフィルタは文字列を取得します。

MONEY

このタイプのフィルタは通貨フィールドを取得します。このタイプのフィルタは、curニーモニックも参照する必要があります。

NUMBER

このタイプのフィルタは数値フィールドを取得します。このタイプのフィルタは、decimalsニーモニックも参照する場合があります。

LOOKUP

このタイプのフィルタは参照値を取得します。このタイプのフィルタは、lookupニーモニックも参照する必要があります。

TABLE

このタイプのフィルタは、管理表の値(コードおよび摘要)を取得します。このタイプのフィルタは、tableニーモニックも参照する必要があります。

CHARTYPE

このタイプのフィルタは、特性タイプに対する事前定義済特性値(コードおよび摘要)を取得します。このタイプのフィルタは、chartypeニーモニックも参照する必要があります。

ASIS

このタイプのフィルタは、SQL文のIN句内で参照する値リストを取得します。

label=

ゾーンの摘要バーに表示されるフィルタのラベルを定義します。

FIELD_NAME

ラベルを使用する対象の有効なフィールド名を入力します。これは常に、複数の言語が必要な場合に使用されるオプションです。

'text'

テキストを直接定義します。

cur=

type=MONEYの場合に適用する通貨コードを定義します。

CURRENCY_CD

有効な通貨コードへの参照を入力します。

dec=

type=NUMBERの場合の小数点以下桁数を定義します。

N

これはオプションです。指定する場合は、整数である必要があります。指定しない場合は、小数点以下桁数は、インストール・レコードに指定した通貨コードに定義された小数点以下桁数にデフォルト設定されます。

lookup=

type=LOOKUPの場合に値を表示する参照フラグを定義します。

LOOKUP_FIELD_NAME

有効な参照フィールド名への参照を入力します。

table=

type=TABLEの場合に値を表示する管理表を定義します。

TABLE_NAME

有効な管理表名への参照を入力します。

chartype=

type=CHARTYPEの場合に値を表示する特性タイプ・コードを定義します。

CHAR_TYPE_CD

有効な特性タイプ・コードへの参照を入力します。

searchField=

このニーモニックは、ゾーンがUIマップからの検索として起動された場合のフィルタの初期移入を制御します。

FIELD_NAME

UIマップ内のoraSearchField html要素に指定されたsearchField名と正確に一致するフィールド名を入力します。