監査トークンの形式
各監査トークンにはトークンの種類識別子と、そのあとにトークン固有のデータが続いています。次の表は、各トークンの名前と簡単な説明の一覧です。廃止されたトークンは、以前の Solaris リリースとの互換性のために維持されています。
表 7-1 監査のための監査トークン
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acl
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アクセス制御エントリ (ACE) とアクセス制御リスト (ACL) の情報
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arbitrary
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書式情報と型情報が付いたデータ
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argument
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システムコールの引数値
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attribute
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ファイル vnode の情報
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cmd
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exec_args
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exec システムコールの引数
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exec_env
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exec システムコールの環境変数
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exit
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プログラム終了情報
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file
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監査ファイル情報
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fmri
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フレームワーク管理リソースインジケータ
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group
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プロセスグループ情報
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header
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監査レコードの始まりを示します
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ip
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IP ヘッダー情報
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ip address
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インターネットアドレス
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ip port
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インターネットポートアドレス
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ipc
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System V IPC 情報
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IPC_perm
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System V IPC オブジェクトアクセス情報
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opaque
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構造化されていないデータ (形式が未指定)
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path
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パス情報
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path_attr
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アクセスパス情報
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privilege
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特権設定情報
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process
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プロセス情報
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return
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システムコールのステータス
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sequence
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シーケンス番号
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socket
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ソケットの種類とアドレス
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subject
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サブジェクト情報 (process と同じ形式)
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text
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ASCII 文字列
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trailer
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監査レコードの終わりを示します
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use of authorization
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承認の使用
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use of privilege
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特権の使用
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user
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ユーザー ID とユーザー名
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xclient
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X クライアント ID
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zonename
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ゾーンの名前
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Trusted Extensions トークン
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label と X Window System の情報
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次のトークンは廃止されました。
liaison
host
tid
廃止されたトークンについては、そのトークンが含まれていたリリースの参照資料を参照してください。
監査レコードは常に、監査トレール内で監査レコードの始まりを示す header トークンで始まります。ユーザーの動作に起因するイベントの場合、subject と process トークンは、イベントを発生させたプロセスの値を参照します。ユーザーに起因しないイベントの場合、process トークンはシステムを参照します。