Oracle® Solaris 11.2 での監査の管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

return トークン

return トークンには、システムコールの戻りステータス (u_error) とプロセスの戻り値 (u_rval1) が含まれています。

return トークンは、必ずシステムコールに関してカーネルによって生成される監査レコードの一部として返されます。アプリケーションの監査中、このトークンは終了ステータスとその他の戻り値を返します。

praudit では、システムコールの return トークンは次のように表示されます。

return,failure: Operation now in progress,-1

praudit -x コマンドでは、return トークンのフィールドは次のように表示されます。

<return errval="failure: Operation now in progress" retval="-1/">