Oracle® Solaris 11.2 での監査の管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

監査レコードの構造

監査レコードは、一連の監査トークンです。監査トークンには、ユーザー ID、時間、日付などのイベント情報が入っています。監査レコードは、header トークンで始まり、オプションの trailer トークンで終わります。ほかの監査トークンには、監査イベントに関連する情報が入っています。次の図は、標準的なカーネル監査レコードと標準的なユーザーレベルの監査レコードを示しています。

図 7-1  標準的な監査レコードの構造

image:この図は、2 つの標準的な監査レコードの構造を示しています。カーネルレコードでは、サブジェクトのトークンの前にデータのトークンが含まれています。