Trusted Extensions をシステムから削除する

Oracle Solaris システムから Trusted Extensions 機能を削除するには、特定の手順を実行する必要があります。

始める前に

大域ゾーンで root 役割になっています。

1. 保持する必要のあるラベル付きゾーン内のデータをすべてアーカイブします。

   ポータブルメディアでは、アーカイブされた各ゾーンに、ゾーンの機密ラベルを持つ物理的なステッカーを付けます。

2. システムからラベル付きゾーンを削除します。

   詳細は、Oracle Solaris ゾーンの作成と使用 の 非大域ゾーンを削除する方法を参照してください。

3. Trusted Extensions サービスを無効化します。

   # labeladm disable -r

   詳細は、labeladm(1M) のマニュアルページを参照してください。

4. (オプション)システムをリブートします。
5. システムを構成します。

   基本的なネットワーク処理、ネームサービス、ファイルシステムマウントなどのさまざまなサービスを、Oracle Solaris システム用に構成することが必要な場合があります。