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Trusted Extensions 構成と管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

デフォルトの Trusted Extensions システムを作成する

この手順では、2 つのラベル付きゾーンを備えた正常に動作する Trusted Extensions システムを作成します。このシステムのセキュリティーテンプレートにはリモートホストが割り当てられていないため、このシステムはどのリモートホストとも通信できません。

始める前に

デスクトップを持たないシステムの大域ゾーン内にいるか、Trusted Extensions にログインするを完了してデスクトップにログインしています。root 役割になっています。

  1. 端末ウィンドウを開きます。

    デスクトップでは、4 番目のワークスペースを使用できます。

  2. (オプション)txzonemgr のマニュアルページを確認します。
    # man txzonemgr
  3. デフォルトの構成を作成します。
    # /usr/sbin/txzonemgr -c

      このコマンドは、Oracle Solaris OS と Trusted Extensions ソフトウェアをあるゾーンにコピーし、そのゾーンのスナップショットを作成し、元のゾーンにラベルを付けたあと、そのスナップショットを使用して 2 番目のラベル付きゾーンを作成します。ゾーンがブートされます。

    • 最初のラベル付きゾーンは、label_encodings ファイル内の Default User Sensitivity Label の値に基づいています。

    • 2 番目のラベル付きゾーンは、label_encodings ファイル内の Default User Clearance の値に基づいています。

    この手順は 20 分程度かかる可能性があります。このスクリプトでは、ゾーンをインストールするために、大域ゾーンの root パスワードがラベル付きゾーン用として使用されます。

次のステップ

ワークスペースから Trusted Extensions のラベル付きゾーンにアクセスする場合は、2 つのゾーンワークスペースにラベルを割り当てるに進みます。