user-role

user-role コマンドは、ユーザーに権限を割り当てます。権限は、個々のユーザーまたは既存のユーザーグループに付与できます。詳細は、Oracle Fabric Manager 5.0.0 管理ガイド の ユーザーの管理を参照してください。

構文

add user-role name domain-name [–roles=role-name] [–description=text]

remove user-role name [–no-confirm]

set user-role name [–domain=domain-name] [–roles=role-name] [–apply-template-name={true|false}] [–session-timeout=value] [–description=text]

show user-role name

ここでは:

• name はユーザーの名前です。Oracle Fabric Manager マシンの OS で認証されるものと同じ名前を使用してください。

• domain-name はリソースドメインの名前です。

オプション

オプション 説明 –apply-template-name 特定のタイプのユーザーにテンプレート名を適用します。 true false このオプションを使用すると、同じ役割を持つユーザーをすばやく追加できます。 –description ユーザー役割を説明する英数字の文字列を指定します。複数の語をスペースで区切って指定する場合は、引用符で囲む必要があります。 –domain ユーザーのリソースドメインの名前を指定します。 –roles ユーザーのセキュリティー役割の名前を指定します。 operator administrator network infiniband storage compute no-access デフォルトのユーザー役割は operator で、読み取り専用です。 –session-timeout ユーザーセッションが非アクティブになるまでの時間を分単位で指定します。

例: ユーザーに割り当てられた役割の変更

この例では、ユーザーの作成時に割り当てられたデフォルトの役割である Operator を変更します。ユーザーには administrator の役割、および Team Leader という説明が割り当てられます。

[OFM] set user-role JohnDoe -domain=West -roles=administrator -description="Team Leader"