system

system コマンドは、システム情報の表示および保守の実行に使用します。デフォルトでは、Oracle Fabric Manager ホスト構成は /opt/xsigo/xms/xms-backups ディレクトリにバックアップされ、ファブリックデバイス構成は /opt/xsigo/xms/director-backups ディレクトリにバックアップされます。ただし、別のバックアップ場所を指定することもできます。

構文

system backup-ofm-config name [–description=text]

system cleanup-jobs

system clean-offline name

system config-backup-locations ofm-backup-directory director-backup-directory

system download-ofm-log-files include-all [–include-backup={true|false}]

system rescan

system restore-ofm-config file-name

system version

ここでは:

• director-backup-directory は、ファブリックデバイスのバックアップディレクトリの名前です。

• file-name は、復元するファイルの名前です。

• include-all には、すべてのログファイルの名前が含まれます。

• name は、system backup-ofm-config コマンドではファイルの名前、system clean-offline コマンドではオフラインの物理サーバーの名前です。

• ofm-backup-directory は、Oracle Fabric Manager のバックアップディレクトリの名前です。

サブコマンド 説明 backup-ofm-config 既存の設定、仮想リソース、およびその他すべての構成済み機能のバックアップファイルを作成します。 clean-offline 物理サーバーのオフラインクリーンアップを実行します。 cleanup-jobs 完了したジョブを削除します。 config-backup-locations バックアップを保存するディレクトリを指定します。絶対パスか、Oracle Fabric Manager ホームディレクトリからの相対パスを入力してください。 download-ofm-log-files Oracle Fabric Manager のログファイルをダウンロードします。 all – すべてのログファイルをダウンロードします。 recent-only – 最近のログファイルのみダウンロードします。 rescan ファブリックをスキャンして新しいサーバーを検出し、古いサーバーを削除します。 restore-ofm-config 保存済みの構成ファイルを現在の場所から新しい xms-backups ディレクトリに復元します。 show system version インストールされている Oracle Fabric Manager ソフトウェアのバージョンを表示します。

オプション

オプション 説明 –description 作成するバックアップを説明する英数字の文字列を指定します。複数の語をスペースで区切って指定する場合は、引用符で囲む必要があります。 –include-backup Oracle Fabric Manager のログファイルをダウンロードするときにバックアップを含めるかどうかを決定します。 true false

例: Oracle Fabric Manager のバックアップ

この例では、バックアップを格納するディレクトリを決定します。Oracle Fabric Manager のバックアップは /xsigo ディレクトリに格納され、ファブリックデバイスのバックアップは /xsigo/xms ディレクトリに格納されます。Backup04 ファイルには、既存の設定、仮想リソース、およびその他すべての構成情報が保存されます。

[OFM] system config-backup-locations /xsigo /xsigo/xms
[OFM] system backup-ofm-config Backup04