ミラー化されたプールを作成するには、mirror キーワードを使用します。複数のミラーを構成するには、コマンド行でキーワードを繰り返します。次のコマンドは 2 つの最上位仮想デバイスでプール system1 を作成します。
zpool create system1 mirror c1d0 c2d0 mirror c3d0 c4d0
仮想デバイスは両方とも 2 方向のミラーです。データは、両方のミラー間で動的にストライプ化され、データは各ディスク間で適切に冗長となります。
推奨のミラー化構成の詳細については、Oracle Solaris ZFS の推奨されるプラクティスを参照してください。
ZFS ミラー化構成で次の操作を実行できます。
異なるディスクセットで最上位レベルの別の仮想デバイスを追加します。ストレージプールにデバイスを追加するを参照してください。
追加ディスクを接続します。ストレージプール内でデバイスを接続する/切り離すを参照してください。
ディスクを交換します。ストレージプール内のデバイスを置き換えるを参照してください。
ディスクを切り離します。ストレージプール内でデバイスを接続する/切り離すを参照してください。
新しい同一のプールを作成するためにミラー化構成を分割します。ミラー化されたストレージプールの分割による新しいプールの作成を参照してください。
ミラー化されたストレージプールで ZFS を構成する方法の例については、使用例 1, ミラー化 ZFS ファイルシステムの構成を参照してください。