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Oracle® Solaris 11.4 での ZFS ファイルシステムの管理

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更新: 2018 年 9 月
 
 

用語集

B
ブート環境

ZFS ルートファイルシステム、およびオプションでその下にマウントされているその他のファイルシステムから成るブート可能な Oracle Solaris 環境。一度にアクティブにできるのは、1 つのブート環境だけです。

C
チェックサム

ファイルシステムブロック内の 256 ビットのハッシュデータ。チェックサム機能は、簡素で高速の fletcher4 (デフォルト) から SHA256 などの暗号面で強力なハッシュまで多岐にわたります。

クローン

初期コンテンツがスナップショットの内容と同じであるファイルシステム。

クローンについては、ZFS クローンの概要を参照してください。

D
データセット

次の ZFS コンポーネントの総称名。クローン、ファイルシステム、スナップショット、およびボリューム。各データセットは、ZFS 名前空間内で一意の名前で識別されます。

データセットの詳細は、Oracle Solaris ZFS ファイルシステムの管理を参照してください。

複製解除

ZFS ファイルシステム内の重複したデータのブロックを削除するプロセス。重複したブロックを削除したあと、一意のブロックが複製解除テーブル内に格納されます。

F
ファイルシステム

標準のシステム名前空間内にマウントされ、別のファイルシステムのように動作する、filesystem タイプの ZFS データセット。

ファイルシステムの詳細は、Oracle Solaris ZFS ファイルシステムの管理を参照してください。

M
ミラー

複数のディスク上にデータの同一コピーを格納する仮想デバイス。ミラー内のいずれかのディスクで障害が発生した場合、そのミラー内のほかのディスクが同じデータを提供できます。

P
プール

デバイスの論理グループ。使用可能なストレージのレイアウトおよび物理特性を記述します。データセットのディスク領域は、プールから割り当てられます。

ストレージプールの詳細は、Oracle Solaris ZFS ストレージプールの管理を参照してください。

R
RAID-Z

データとパリティーを複数のディスクに格納する仮想デバイス。RAID-Z の詳細は、RAID-Z ストレージプール構成を参照してください。

再同期化

データをあるデバイスから別のデバイスにコピーするプロセス。たとえば、ミラーデバイスが置き換えられてオフラインになっている場合には、最新のミラーデバイスのデータが新しく復元されたミラーデバイスにコピーされます。従来のボリューム管理製品では、このプロセスはミラー再同期化と呼ばれます。

ZFS 再同期化の詳細は、再同期化のステータスを表示するを参照してください。

ルートプール

ブートファイルシステムを含む ZFS プール。

S
スナップショット

特定の時点における ファイルシステムまたはボリュームの読み取り専用コピー。

スナップショットの詳細は、ZFS スナップショットの概要を参照してください。

V
仮想デバイス

プール内の論理デバイス。物理デバイス、ファイル、または一連のデバイスを仮想デバイスに設定できます。

仮想デバイスの詳細は、ZFS ストレージプールのステータスのクエリー検索を行うを参照してください。

ボリューム

ブロックデバイスを表すデータセット。たとえば、スワップデバイスとして ZFS ボリュームを作成できます。

ZFS ボリュームの詳細については、ZFS ボリュームを参照してください。