Oracle Solaris 11.1 から、x86 ベースのシステムは GRUB2 とともにインストールされます。menu.lst ファイルは、/rpool/boot/grub/grub.cfg ファイルに置き換えられています。このファイルを手動で編集してはいけません。代わりに、bootadm サブコマンドを使用して、メニューエントリを追加、変更、および削除します。
GRUB メニュー項目の変更の詳細は、Oracle Solaris 12 システムのブートとシャットダウンを参照してください。
GRUB2 システムで ZFS ルートファイルシステムからブートするとき、ブートデバイスは次のように指定されます。
$ bootadm list-menu the location of the boot loader configuration files is: /rpool/boot/grub default 0 console text timeout 30 0 release-version
高速リブート機能は、x86 システム上で数秒間のうちにリブートする機能を提供します。高速リブート機能により、BIOS およびブートローダーによって発生する可能性のある長い遅延を回避して、新しいカーネルにリブートすることができます。
beadm activate コマンドで BE 間を移行するときは、引き続き init 6 コマンドを使用する必要があります。その他のシステム動作については、必要に応じて reboot コマンドを使用します。