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Oracle® Solaris 11.4 での ZFS ファイルシステムの管理

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更新: 2018 年 9 月
 
 

x86 システムで ZFS ルートファイルシステムからブートする

Oracle Solaris 11.1 から、x86 ベースのシステムは GRUB2 とともにインストールされます。menu.lst ファイルは、/rpool/boot/grub/grub.cfg ファイルに置き換えられています。このファイルを手動で編集してはいけません。代わりに、bootadm サブコマンドを使用して、メニューエントリを追加、変更、および削除します。


注 -  システムの Oracle Solaris バージョンが引き続き従来の GRUB を使用している場合は、menu.lst ファイル内の ZFS ルートファイルシステムエントリが記載されているBooting From a ZFS Root File System on an x86 Based Systemを参照してください。

GRUB メニュー項目の変更の詳細は、Oracle Solaris 12 システムのブートとシャットダウンを参照してください。

x86: ルートファイルシステムの表示

GRUB2 システムで ZFS ルートファイルシステムからブートするとき、ブートデバイスは次のように指定されます。

$ bootadm list-menu
the location of the boot loader configuration files is: /rpool/boot/grub
default 0
console text
timeout 30
0 release-version

x86: ZFS ルートファイルシステムの高速リブート

高速リブート機能は、x86 システム上で数秒間のうちにリブートする機能を提供します。高速リブート機能により、BIOS およびブートローダーによって発生する可能性のある長い遅延を回避して、新しいカーネルにリブートすることができます。

beadm activate コマンドで BE 間を移行するときは、引き続き init 6 コマンドを使用する必要があります。その他のシステム動作については、必要に応じて reboot コマンドを使用します。