Failover_mode リソースプロパティーが NONE または SOFT に設定されている場合は、そのリソースの STOP メソッドの失敗によって次の影響が発生します。
個々のリソースが STOP_FAILED 状態に移行します。
そのリソースを含むリソースグループが ERROR_STOP_FAILED 状態に移行します。
この状況では、次の操作を実行できません。
すべてのノード上のリソースグループのオンライン化
リソースグループへのリソースの追加
リソースグループからのリソースの削除
リソースグループのプロパティーの変更
リソースグループ内のリソースのプロパティーの変更
この手順は、いずれかのクラスタノードから実行します。
始める前に
次の情報を用意していることを確認してください。
リソースが STOP_FAILED 状態にあるノードの名前
STOP_FAILED 状態にあるリソースおよびリソースグループの名前
# clresource status
この手順では、プロセスを強制終了するか、またはリソースタイプに固有のコマンドやその他のコマンドを実行することが必要になる場合があります。
# clresource clear -f STOP_FAILED -n nodelist resource
フラグ名を指定します。
リソースが STOP_FAILED 状態にあるノードの名前のコンマ区切りリストを指定します。このリストには、1 つのノード名または複数のノード名を含めることができます。
リソースの名前を指定します。
# clresourcegroup status
リソースグループの状態は、OFFLINE または ONLINE になっているはずです。
次の状況の組み合わせでは、リソースグループは ERROR_STOP_FAILED 状態のままになります。
STOP メソッドの失敗が発生したときに、リソースグループがオフラインに切り替えられていた。
停止に失敗したリソースが、リソースグループ内のほかのリソースに対する依存関係を持っていた。
# clresourcegroup offline resource-group
オフラインに切り替えるリソースグループの名前を指定します。
関連項目
次のマニュアルページ: