スクリプト - メイン

このページを使用して、スクリプトに関する基本情報を定義します。このページを開くには、「管理」 > 「システム」 > 「スクリプト」の順に選択します。

既存のスクリプトを検索するには、「スクリプト問合せ」ポータルを使用します。スクリプトを選択すると、選択したレコードを表示および保守する保守ポータルに自動的に移動します。

注意: 「スクリプトのヒント」。このページには、コンテキスト依存の「スクリプトのヒント」ゾーンが関連付けられています。ユーザーがオンライン・ヘルプ・トピックに速やかにアクセスでき、スクリプトの作成に役立つように、ゾーンにはデータの編集構文およびスキーマに関する高度なトピックへのリンクが用意されています。さらに、Groovy Javadocビューアおよびサード・パーティGroovyクラスの許可リストを表示するためのリンクも用意されており、スクリプトでGroovyコーディングに使用できる、制限されたクラスのリストをユーザーが確認できます。

ページの説明

一意の「スクリプト」コードおよびスクリプトの「摘要」を入力します。「詳細摘要」を使用して、このスクリプトの目的を詳細に説明します。「所有者」は、スクリプトの所有者が基本パッケージか実装(顧客変更)かを示します。

注意: 重要。新しいスクリプトを導入する場合は、命名規則を慎重に考慮してください。詳細は、「システム・データの命名規則」を参照してください。

「スクリプト・タイプ」は、これが「BPAスクリプト」「プラグイン・スクリプト」「Groovyライブラリ・スクリプト」または「サービス・スクリプト」のいずれであるかを示します。詳細は、「ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトの全体像」および「サーバーベース・スクリプトの全体像」を参照してください。

「アクセシビリティ・オプション」は、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトの場合のみ表示されます。スタンドアロン・スクリプトとして起動できるスクリプトの場合は、この値を「スクリプト・メニューからアクセス可能」に設定します。この構成を使用するスクリプトは、ナビゲーション・オプションにリンクできるためメニューから起動可能で、ユーザーがお気に入りスクリプトとして構成できます。独自に起動できないスクリプトの場合は、この値を「スクリプト・メニューからアクセス不可」に設定します。たとえば、別のスクリプトからサブスクリプトとして起動されるスクリプトの場合は、この設定にする必要があります。さらに、特定のデータがスクリプトに提供されるポータル内から起動するように設計されたスクリプトの場合も、この設定にする必要があります。

スクリプトの実行を保護する必要がある場合は、「アプリケーション・サービス」を入力します。アプリケーション・サービスにはアクセス・モードの1つとして「実行」を含める必要があります。詳細は、「スクリプト実行の保護」を参照してください。このフィールドは、スクリプト・タイプが「Groovyライブラリ・スクリプト」の場合は表示されません。

「アルゴリズム・エンティティ」は、プラグイン・スクリプトの場合のみ表示されます。このフィールドを使用して、このスクリプトがプラグインできるアルゴリズム・エンティティを定義します。

「ビジネス・オブジェクト」は、プラグイン・スクリプトに関連するビジネス・オブジェクトの場合のみ表示されます。プラグイン・スクリプトで要素が参照されるビジネス・オブジェクトを入力します。

「スクリプト・エンジン・バージョン」は、スクリプトのコンテキストおよび実行に影響する重要な情報を定義します。

  • スクリプト・エンジン・バージョンの値1、2および3は、スクリプトに使用されるXMLパス言語(XPath)のバージョンを定義します。バージョン2および3では、XQueryチームで提供されるXPath 2エンジンを使用します。これは、Oracleデータベース内で使用されるエンジンと同じです。現在のスクリプト・エンジン・バージョン3は、パフォーマンスが向上した更新バージョンで、既存のバージョン2スクリプトに影響を与えません。

    プラグイン・スクリプトおよびサービス・スクリプトに対するデフォルトのスクリプト・エンジン・バージョンは3.0です。ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのデフォルト・バージョンは1.0で、それより高いレベルのバージョンは適用されません。

    スクリプト・エンジン・バージョン1.0については、その他の注意点があります。

    • 使用されるXPathライブラリはJaxenです

    • ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトの場合、XSXMLパーサーが使用されるInternet Explorerを除き、ブラウザのXPathおよびXMLサポートが使用されます。

    • XPath 1は(JavaScriptも)浮動小数点計算を使用します。つまり、小数点以下2桁の数値のコレクションを追加すると、10779.08ではなく10779.079999999998の値になります。

  • スクリプト・エンジン・バージョンの値「Groovy」が適用されるのはプラグイン・スクリプトのみです。これは、Groovy関連のステップ・タイプのみがスクリプトで使用されることを示すために、およびデータをXMLインタフェースとの間で変換する必要がないことをシステムに通知するために使用されます。これによってさらに効率的なスクリプトの実行が可能になります。

  • 「フレームワークのバージョン2.1互換モード」値は、アップグレードのために残されています。この値は、XPath構文と互換性のない構文を使用するビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトの初期バージョンにのみ適用されます。

注意: 「スクリプト・エンジン・バージョン」フィールドはGroovyライブラリ・スクリプトには表示されません。これらのスクリプトのスクリプト・エンジン・バージョンは、デフォルトで「Groovy」に設定されており、変更できません。

「スクリプト・スキーマの表示」をクリックすると、スクリプトのデータ領域スキーマ・ビューア・ウィンドウに表示されます。このリンクは、スクリプト・エンジン・バージョンが「Groovy」の場合は表示されません。

スクリプトのスキーマ定義をXSDフォーマットで表示するには、「XSDの表示」ハイパーリンクをクリックします。このリンクは、スクリプト・タイプが「BPAスクリプト」または「サービス・スクリプト」の場合にのみ表示されます。

「スクリプト・スーパークラスの表示」ハイパーリンクは、「Groovy」のエンジン・バージョンを使用するプラグイン・スクリプトにのみ表示されます。このリンクをクリックして、関連するプラグイン・スポットの実装について実行時に生成されたスーパークラスのコードを表示します。

サーバーベース・スクリプトの場合のみ、「スクリプトをテキストとして表示」ハイパーリンクが表示されます。このリンクをクリックすると、内部スクリプト・コマンドが別のウィンドウに表示されます。

ツリーには、スクリプトのステップがまとめられています。ハイパーリンクを使用して、対応するステップが表示される「ステップ」タブに移動できます。