このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

4.6 Unbreakable Enterprise Kernelのアップグレード

Oracle Linux 6 Update 5以上の更新には、最新のUnbreakable Enterprise Kernelリリース2 (UEK R2) for x86およびUnbreakable Enterprise Kernelリリース3 (UEK R3) for x86_64が同梱されています。 インストール・メディアからシステムをアップグレードする場合は、4つのアップグレード・シナリオがあります。

  • UEKリリース2またはリリース3が現在システムにインストールされていない場合は、最新のRed Hat Compatible Kernelのみがインストールされます。 UEK R2カーネルまたはUEK R3カーネルはインストールされません。

  • UEK R2が現在x86システムにインストールされている場合は、UEK R2カーネルの最新バージョンがインストールされます。

  • UEK R2が現在x86_64システムにインストールされている場合は、UEK R3リポジトリを有効にしないかぎり、UEK R2カーネルの最新バージョンがインストールされます。

  • UEK R3が現在x86_64システムにインストールされている場合は、UEK R3カーネルの最新バージョンがインストールされます。

yumでは、アップグレードするようにシステムで構成したリポジトリであれば、どのようなリポジトリも使用します。 最新のUEK R2パッケージはol6_i386_UEK_latestおよびol6_x86_64_UEK_latestリポジトリに、最新のUEK R3パッケージはol6_UEKR3_latestリポジトリにあります。

最新のUEK R2カーネルをx86またはx86_64システムにインストールする場合は、次に示すように、systemをULNのol6_i386_UEK_latestまたはol6_x86_64_UEK_latestチャネルにサブスクライブするか、適切な/etc/yum.repos.d/ファイルでリポジトリを構成します:

[ol6_UEK_latest]
name=Latest Unbreakable Enterprise Kernel for Oracle Linux $releasever ($basearch)
baseurl=https://yum.oracle.com/repo/OracleLinux/OL6/UEK/latest/$basearch/
gpgkey=https://yum.oracle.com/RPM-GPG-KEY-oracle-ol6
gpgcheck=1
enabled=1

最新のUEK R3カーネルを使用するようにx86_64システムを更新する場合は、システムをULN上のol6_x86_64_UEKR3_latestチャネルにサブスクライブするか、次に示すように、適切な/etc/yum.repos.d/ファイル内でリポジトリを構成します:

[ol6_UEKR3_latest]
name=Latest Unbreakable Enterprise Kernel Release 3 for Oracle Linux $releasever ($basearch)
baseurl=https://yum.oracle.com/repo/OracleLinux/OL6/UEKR3/latest/$basearch/
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-oracle
gpgcheck=1
enabled=1