このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
psacct
パッケージは、プロセス・アクティビティの監視に使用できる次のユーティリティとともに、プロセス・アカウンティング・サービスを実装します。
- ac
wtmp
ファイルに記録されているとおりに、ユーザーの接続時間を時間単位で表示します(デフォルトでは、/var/log/wtmp
)。- accton
指定したファイルに対してプロセス・アカウンティングをオンにします。 ファイル名引数を指定しないと、プロセス・アカウンティングは停止されます。 デフォルトのシステム・アカウンティング・ファイルは
/var/account/pacct
です。- lastcomm
システム・アカウンティング・ファイルに記録されているとおりに、前に実行されたコマンドの情報を表示します。
- sa
システム・アカウンティング・ファイルに記録されているとおりに、前に実行されたコマンドの情報を要約します。
ロギング・アクティビティでは、ファイル・システムにシステム・アカウンティング・ファイルおよびwtmp
ファイルを格納するための十分な領域があることを確認してください。 ファイルのサイズを監視し、必要に応じて切り捨てます。
詳細は、ac(1)
、 accton(8)
、lastcomm(1)
およびsa(8)
の各マニュアル・ページを参照してください。