このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

2.1 インストール前の作業

Oracle Linuxをインストールする物理システムのセキュリティは、重要な考慮事項の1つです。 可能な場合は、サーバー・システムをロックされたデータ・センターに保持して、認可されたユーザーにアクセスを制限します。 また、ヒューマン・エラーはしばしばセキュリティ違反の原因になるため、これらのユーザーは適切な管理トレーニングを受ける必要があります。 使用可能なOracle Linuxのワークフローおよび証明オプションの詳細は、https://education.oracle.comを参照してください。

漏えいおよびデータ暴露のリスクは別にして、物理セキュリティが重要なのは、不正なユーザーがシステムBIOSの変更、ブート・デバイスの変更、代替メディアからのブートが行う可能性を防ぐためです。 システムがロックされたデータ・センターに保持されていない場合は、BIOSをパスワードで保護することを検討してください。 BIOSパスワードの設定については、システム製造元のドキュメントを参照してください。 BIOS設定を編集して、CD-ROMドライブ、フロッピー・ディスク・ドライブ、USBポートおよびその他の外部デバイスからのブートを無効にします。 また、インストール時にディスクの暗号化を構成したり、インストール後にGRUBブート・ローダーをパスワードで保護することもできます。

ノート

BIOS、暗号化されたディスク、ブート・ローダーのパスワードを設定すると、システムのリブート時にパスワードの入力を要求されます。 攻撃者がBIOSのリセット、メモリー・スティックからのオペレーティング・システムのブートによるディスクへのアクセス、ハード・ドライブを取り外して他のシステムで内容を読み取るなどの技法を使用する場合、ディスクの暗号化によってのみデータへのアクセスを防ぐことができます。