一般に NIS クライアントは、マシン名とアドレスの検索に NIS だけが使用されるように、nsswitch.conf ファイルで構成されます。このような検索が失敗した場合は、NIS サーバーはこれらの結果を DNS に転送します。
特定のタスクを実行するための適切な権利を取得する方法の詳細については、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
hosts.byname と hosts.byaddr という 2 つのマップファイルには、YP_INTERDOMAIN キーが必要です。このキーをテストするには、/var/yp/Makefile を編集し、次の行を変更します。
#B=–b B=
から
B=–b #B=
これで、マップの作成時に makedbm が –b フラグで起動され、YP_INTERDOMAIN キーが ndbm ファイルに挿入されます。
# make hosts
次のコマンドは、DNS ネームサーバーのすべての IP アドレスを一覧表示します。
# svcprop -p config/nameserver network/dns/client
# svcadm restart network/nis/server:instance
この NIS の実装では、–d オプションで ypserv デーモンが自動的に起動して DNS にリクエストを転送します。