Oracle® Solaris 11.2 ディレクトリサービスとネームサービスでの作業: DNS と NIS

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更新: 2014 年 7 月
 
 

DNS コマンドおよびデーモン

次の表では、DNS サービスに関連付けられているコマンドおよびデーモンについて説明します。

表 3-2  DNS コマンドおよびデーモン
ファイル名
機能
/usr/bin/dns-sd
mDNS サービスによって使用されるリソースを検索または一覧表示します。詳細は、dns-sd(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dig
DNS サーバーに DNS 応答をリクエストします。多くの場合は、トラブルシューティングに使用されます。詳細は、dig(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-dsfromkey
鍵ファイルから DS RR を生成します。詳細は、dnssec-dsfromkey(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-keyfromlabel
暗号化デバイスから選択された鍵を取得し、鍵ファイルを構築します。詳細は、dnssec-keygen(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-keygen
セキュアな DNS およびトランザクション署名 (TSIG) のための鍵と鍵ファイルを作成します。詳細は、dnssec-keygen(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-signzone
DNS ゾーンに署名します。詳細は、dnssec-signzone(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/host
単純な DNS 検索を実行し、多くの場合はホスト名を IP アドレスに、または IP アドレスをホスト名に変換します。詳細は、host(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named
DNS サーバーデーモン。クライアントからの情報リクエストに応答します。詳細は、named(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named-checkconf
named.conf ファイルの構文をチェックします。詳細は、named(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named-checkzone
DNS ゾーンファイルの構文と完全性をチェックします。詳細は、named-checkzone(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named-compilezone
DNS ゾーンファイルを変換します。詳細は、named-compilezone(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/nscfg
レガシーネームサービス構成ファイルと SMF リポジトリの間でネームサービス構成をインポートまたはエクスポートする、レガシーネームサービス構成ユーティリティー。詳細は、nscfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/nslookup
非推奨: DNS サーバーに照会します。代わりに dig コマンドを使用してください。
/usr/sbin/nsupdate
DNS 更新リクエストを DNS サーバーに送信します。詳細は、nsupdate(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/rndc
DNS サーバーデーモンのリモート制御を提供します。詳細は、rndc(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/rndc-confgen
rndc コマンドの構成ファイルを生成します。詳細は、rndc-confgen(1M) のマニュアルページを参照してください。