Oracle® Solaris 11.2 ディレクトリサービスとネームサービスでの作業: DNS と NIS

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更新: 2014 年 7 月
 
 

BIND が構築されたときに使用されたコンパイルフラグ

named –V コマンドを使用することによって、BIND をコンパイルするために使用されたフラグを表示できます。この表は、Oracle Solaris 11 リリース用に ISC バージョンの BIND を構築するときに使用されたいくつかのコンパイルフラグを示しています。

表 3-3  BIND のコンパイルフラグ
フラグ名
機能
with-openssl
DNSSEC に必要な、暗号化と Secure Sockets Layer (SSL) のサポートを使用して BIND を構築します。
enable-threads
マルチスレッド化を有効にします。
enable-devpoll
多数のファイル記述子に対する高速ポーリングのために /dev/poll ドライバを使用します。
disable-openssl-version-check
OpenSSL が別のダイナミックライブラリによって提供されるため、OpenSSL バージョンのチェックを無効にします。
enable-fixed-rrset
下位互換性に必要な、固定されたリソースレコードセットの順序付けを有効にします。
with-pkcs11
OpenSSL 暗号化ハードウェアサポートの使用を有効にします。