NIS デーモン
NIS サービスは、次の表に示すデーモンによって提供されます。NIS サービスは SMF によって管理されます。このサービスに関する有効化、無効化、再起動などの管理アクションは svcadm コマンドを使用して実行できます。SMF の概要については、Oracle Solaris 11.2 でのシステムサービスの管理
の第 1 章サービス管理機能の概要を参照してください。また、詳細については svcadm(1M) および svcs(1) のマニュアルページも参照してください。
表 5-1 NIS デーモン | |
nscd
| ほとんどのネームサービスリクエストにキャッシュを提供する、svc:/system/name-service/cache サービスによって管理されるクライアントサービス
|
| svc:/network/nis/passwd サービスによって管理される NIS パスワード更新デーモン 注 - rpc.yppasswdd デーモンは、r で始まるすべてのシェルを制限付きと見なします。たとえば、/bin/rksh で作業している場合は、そのシェルから別のシェルへの変更を許可されません。r で始まるシェルを持っているが、そのような制約を受けたくない場合は、Chapter 8, ネットワーク情報システムのトラブルシューティングの回避策を参照してください。
|
| publickey などのほかのマップを変更する、svc:/network/nis/update サービスによって管理されるデーモン
|
| svc:/network/nis/client サービスによって管理されるバインドプロセス
|
| svc:/network/nis/server サービスによって管理されるサーバープロセス
|
| svc:/network/nis/xfr サービスによって管理される高速マップ転送デーモン
|
|