Oracle® Solaris ゾーンの紹介

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更新: 2014 年 12 月
 
 

ブランドゾーンで実行中のプロセス

ブランドゾーンでは、ブランドゾーンで実行中のプロセスだけに適用される一連の介入ポイントがカーネル内に用意されています。

  • これらのポイントは、syscall パス、プロセスローディングパス、スレッド作成パスなどのパス内に見つかります。

  • これらの各ポイントで、ブランドは Oracle Solaris の標準的な動作を補完したり置き換えたりすることができます。

ブランドは librtld_db のプラグインライブラリを提供することもできます。デバッガ (mdb(1) に記載) や DTrace (dtrace(1M) に記載) などの Oracle Solaris のツールは、このプラグインライブラリを使用することによって、ブランドゾーン内で実行しているプロセスのシンボル情報にアクセスできます。

ゾーンでは、静的にリンクされたバイナリはサポートされません。