zonecfg コマンド (zonecfg(1M) のマニュアルページに記載) は、非大域ゾーンを構成するために使用します。
zonecfg コマンドは、大域ゾーンのリソース管理設定を持続的に指定するためにも使用できます。たとえば、このコマンドを使用して、dedicated-cpu リソースを使って専用の CPU を使用するように大域ゾーンを構成できます。
zonecfg コマンドは、対話型モード、コマンド行モード、またはコマンドファイルモードで使用できます。このコマンドを使用して、次の操作を実行できます。
ゾーン構成を作成または削除 (破棄) します
特定の構成にリソースを追加します
構成に追加したリソースのプロパティーを設定します
特定の構成からリソースを削除します
構成の照会または確認を行います
構成を確定します
前の構成に戻します
ゾーンの名前を変更します
zonecfg のセッションを終了します
zonecfg のプロンプトは次のような形式です。
zonecfg:zonename>
ファイルシステムなど、特定のリソースタイプの構成を行うときは、そのリソースタイプもプロンプトに表示されます。
zonecfg:zonename:fs>
この章で説明されているさまざまな zonecfg コンポーネントの使用方法を示す手順を含む詳細は、Oracle Solaris ゾーンの作成と使用 の第 1 章非大域ゾーンの計画および構成方法を参照してください。