Oracle® Solaris ゾーンの紹介

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更新: 2014 年 12 月
 
 

リソースプールの関連付け

Oracle Solaris 11.2 でのリソースの管理 の第 13 章リソースプールの作成と管理のタスクの説明に従ってシステムでリソースプールを構成した場合、ゾーンの構成時に pool プロパティーを使用して、リソースプールの 1 つにゾーンを関連付けることができます。

dedicated-cpu リソースを使用すると、非大域ゾーンの実行中にシステムのプロセッサの一部をそのゾーン専用に割り当てるよう指定できます。dedicated-cpu プロパティーを使用すると、CPU、コア、およびソケットをゾーンに割り当てることができます。ゾーンの実行中に使用される一時プールが動的に作成されます。zonecfg によって指定すると、移行時にプールの設定が伝達されます。Oracle Solaris カーネルゾーンを構成する場合、virtual-cpu リソースも参照してください。

pool プロパティーを使用すると、同じプールを共有する複数のゾーンを構成できます。


注 - pool プロパティーによって設定される持続的プールを使用するゾーン構成と、dedicated-cpu リソースによって構成される一時プールには、互換性がありません。これら 2 つのプロパティーは、どちらか 1 つしか設定できません。