zpool を非大域ゾーンに委任するには、zonecfg ユーティリティーでオプションの zpool リソースを構成します。zpool は、ゾーンがブートされたときに、そのゾーンのために自動的に構成されます。
対応する zpool は、ゾーンのインストールまたはゾーンの接続操作中に自動的に作成またはインポートされます。
ゾーンのアンインストールまたは切り離しを行うと、次のアクションが実行されます。
対応する zpool が自動的にエクスポートまたは破棄されます。
ストレージリソースが自動的に構成解除されます。
必須の storage プロパティーは、このリソースに関連付けられたストレージオブジェクトの URI を識別します。
storage プロパティーは、zpool リソーススコープ内の次の設定を使用して管理されます。
add storage URI string
remove storage URI string
zpool リソースには name プロパティーが必須です。このプロパティーは、ゾーンに委任される zpool の名前で使用されます。ZFS ファイルシステムの name コンポーネントにスラッシュ (/) を含めることはできません。
新規作成またはインポートされた zpool に割り当てられる名前は、name プロパティーの値です。これは、非大域ゾーン内で表示可能な zpool 名です。新規作成またはインポートされた zpool 名に割り当てられる名前は、大域ゾーンから表示される際には zonename_name という形式になります。