GConf リポジトリには、構成ソースと呼ばれる一連の保管場所が含まれます。構成ソースは、/etc/gconf/2 ディレクトリにある GConf パスファイルに記載されています。
パスファイルは、次の情報を構成ソースごとに指定します。
リポジトリを読み取るために使用するバックエンドモジュール
リポジトリに対するアクセス権
リポジトリの場所
GConf パスファイルには、include 命令も含まれます。デフォルトで、GConf パスファイルの内容は次のとおりです。
xml:readonly:/etc/gconf/gconf.xml.mandatory include /etc/gconf/2/local-mandatory.path include "$(HOME)/.gconf.path" include /etc/gconf/2/local-defaults.path xml:readwrite:$(HOME)/.gconf xml:readonly:/etc/gconf/gconf.xml.defaults
GConf は、設定値を検索するときに、パスファイルで指定された順序で構成ソースを読み取ります。次の表では、パスファイル内の構成ソースについて説明します。
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GConf は、設定を次の優先順位で適用します。
必須設定
ユーザーが指定した設定
デフォルト設定
GConf パスファイルの include 命令によって、その他の構成ソースを指定できます。
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