Oracle® Solaris 11.2 デスクトップ管理者ガイド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

テーマオプションの使用

一部のウィンドウ境界テーマオプションでは、ウィンドウ境界を描画するために画像ファイルを読み込みます。その他のオプションでは、ウィンドウ境界を描画するためによりシンプルな手法を使用します。

    Crux ウィンドウ境界オプションは画像ファイルを読み込むため、CPU リソースが限られているシステムでは速度が低下する可能性があります。CPU 使用率を削減するには、次のいずれかのウィンドウ境界オプションを使用します。

  • Atlanta

  • Esco

  • AgingGorilla

  • Bright

  • Metabox


注 - Metabox は、HighContrastInverse などのコントロール反転オプションと一緒には適切に動作しません。コントロール反転オプションでは Atlanta を使用します。

ウィンドウ境界テーマオプションを変更するには、次のコマンドを入力します。

# gconftool-2 --type string \
--set /apps/metacity/general/theme option-name

たとえば、Atlanta を使用するには、次のコマンドを入力します。

# gconftool-2 --type string \
--set /apps/metacity/general/theme Atlanta

または、「テーマ」設定ツールを使用して適切なオプションを選択できます。


ヒント  - Metacity テーマビューアを使用すると、ウィンドウ境界オプションのパフォーマンスを測定したりオプションをプレビューしたりすることができます。Metacity テーマビューアを起動するには、次のコマンドを入力します。
# metacity-theme-viewer option-name
たとえば、Atlanta のパフォーマンスを測定したり Atlanta をプレビューしたりするには、次のコマンドを入力します。
# metacity-theme-viewer Atlanta