ZS4-4 の HDD または SSD を交換する方法

HDD および SSD はホットスワップ対応であるため、ストレージコントローラの実行中でも、ほかのハードウェア機能に影響を与えずに取り外しや取り付けが可能です。

1. 障害の発生した HDD または SSD を特定します。

   システムの近くで作業していない場合は、BUI の「保守」 > 「ハードウェア」セクションに移動し、コントローラの右矢印アイコンをクリックして、オレンジ色のアイコンで示される障害の発生したドライブの ID を書き留めます。コントローラの図でドライブの場所を強調表示するには、ドライブ ID をクリックします。障害の発生したドライブの詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックし、「アクティブな問題」をクリックします。

   システムの近くで作業している場合は、HDD または SSD に付いているオレンジ色の保守アクション要求インジケータが点灯します。さらに、BUI のロケータアイコン をクリックすると、障害の発生したドライブのロケータインジケータが点滅します。

2. 障害の発生したドライブの取り外し準備完了インジケータが点灯していることを確認します。
3. 取り外すドライブのドライブリリースボタン (1) を押してラッチを開きます。
4. ラッチ (2) をつかみ、ドライブスロット (3) からドライブを引き出します。
   
5. 少なくとも 30 秒後に、「ハードウェア」>「保守」画面に移動し、システムコントローラにある右矢印アイコンをクリックして、ドライブが存在しないことが検出されていることを確認します。
6. 交換用のドライブの取り外しレバーを開き、ドライブを同じスロット (1) に完全に固定されるまでスライドさせます。ラッチ (2) を閉じてドライブを所定の位置に固定します。
   

   Oracle ZFS Storage Appliance ソフトウェアによって、新しいドライブが自動的に検出および構成されます。

7. BUI の「保守」 > 「ハードウェア」画面に移動し、コントローラの右矢印アイコンをクリックして、新しく装着したドライブのステータスアイコン が緑色になっていることを確認します。新しいドライブの詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックします。