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Oracle® Server X5-8 設置ガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

Oracle System Assistant を使用した RAID の構成

RAID ボリュームとして構成し、それをブート可能にすることによって OS インストール用のサーバーハードドライブを準備するには、Oracle System Assistant を使用します。

  1. Oracle System Assistant を起動します。

    Launching Oracle System Assistantを参照してください。

    Oracle System Assistant の「System Overview」画面が表示されます。


    image:Oracle System Assistant の「System Overview」画面を示す図。
  2. 「System Overview」画面で、BIOS モードが正しいブートモード (UEFI またはレガシー BIOS) に設定されていることを確認します。

    注 -  RAID 構成に使用される BIOS ブートモードは、オペレーティングシステムをインストールするときに使用するモードと一致している必要があります。さらに、サポートされているすべてのオペレーティングシステムが UEFI ブートモードをサポートしているわけではありません。UEFI ブートモードをサポートしているオペレーティングシステムのリストについては、UEFI BIOSを参照してください。

    UEFI ブートモードとレガシーブートモードを切り替えるには、http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs にある『Oracle x86 X5 シリーズサーバー管理ガイド』を参照してください。


  3. 「Configure Hardware」ボタンをクリックし、「RAID Configuration」タブを選択します。

    「RAID Configuration」画面が表示されます。「Created Volumes」リストに、既存のすべてのボリュームが表示されます。


    注 -  一部のドライブは、RAID 0 が事前にインストールされた状態で出荷されます。ドライブがすでに RAID ボリュームとして構成されていて、その構成を変更しない場合は、手順 8 に進むことができます。
  4. 「HBA」リストボックスで、「Oracle Storage 12 Gb SAS PCIe RAID HBA, Internal」を選択します。
    image:Oracle System Assistant の「RAID Configuration」画面の図。
  5. 「Select RAID Level」リストボックスで、目的の RAID レベルを選択します。

    Oracle System Assistant は、RAID 0、RAID 1、RAID 5、および RAID 10 をサポートしています。

  6. 「Available Disks」表で、RAID ボリュームに追加するストレージドライブを選択し、「Create Volume」ボタンをクリックします。

    「Create Volume」ダイアログボックスが表示されます。


    image:「Create Volume」画面の図。
  7. 「Create Volume」ダイアログの情報を入力します。
    1. (オプション) ボリューム名を入力します。

      ボリュームに名前を付けない場合、Oracle System Assistant は名前のないボリュームを作成します。

    2. ボリュームの「Stripe Size」を選択するか、またはデフォルトのストライプサイズを受け入れます。
    3. 「Create」をクリックします。

      「Creating RAID Volume」情報ボックスが表示されます。

      ボリュームが作成されると、そのボリュームは「Created Volumes」表に表示されます。

  8. そのボリュームに OS をインストールする予定がある場合は、次の手順を使用してボリュームをブート可能として設定します。
    1. 「Created Volumes」表の「Details/Actions」列で、ブート可能として設定するボリュームの「Details」ボタンをクリックします。

      「Volume Details」ダイアログボックスが表示されます。


      image:RAID 構成の「Volume Details」ダイアログボックスを示す画面。
    2. (オプション)「Volume Name」フィールドで、ボリューム名を入力または変更します。

      前にボリューム名を入力しなかった場合、「Volume Details」ダイアログボックスでは、入力する 2 度目の機会が与えられます。前にボリューム名を入力した場合は、それをここで変更できますが、その名前を完全に削除することはできません。


      注 -  ボリュームに名前を付けることはオプションです。ボリュームに名前を付けない場合、Oracle System Assistant は名前のないボリュームを作成します。さらに、ボリューム名の変更が必要になった場合は、「Created Volumes」表の「Details」ボタンをクリックしていつでも変更できますが、ボリューム名が割り当てられたあとにそれを削除することはできません。
    3. 「Set As Bootable」チェックボックスを選択します。
    4. 「Save & Close」をクリックします。

      「Set Volume For Boot」確認ダイアログが表示されます。


      image:RAID 構成の「Set Volume For Boot」ダイアログボックスを示す画面。
    5. 「OK」をクリックします。

      「RAID Configuration」画面が表示され、RAID ボリュームが現在のブートデバイスとして一覧表示されます。


      image:RAID 構成の結果を示す画面。
  9. 1 つ以上のディスクをグローバルホットスペアとして指定するには、次の手順を実行します。
    1. 「Available Disks」表の「Details/Actions」列で、グローバルホットスペアとして設定するディスクの「Details」ボタンをクリックします。

      「Disk Details」ダイアログボックスが表示されます。

    2. 「Set as Hot Spare」チェックボックスを選択します。

      注 -  最大 256 個のホットスペアを作成できます。
    3. 「Save」をクリックします。

      「Disk Details」ダイアログボックスが閉じます。

  10. ボリュームを削除するには、次の手順を実行します。
    1. 「Created Volumes」表で、削除するボリュームを選択します。
    2. 「Delete Volume」ボタンをクリックします。
  11. 次のいずれかを実行します。
    • その他のいずれかの Oracle System Assistant タスクを選択するには、左側のパネルメニューで対応するボタンをクリックします。たとえば、RAID を構成したあとに「Install OS」タスクを選択し、オペレーティングシステムのインストールを実行することもできます。

    • Oracle System Assistant を終了するには、「Exit」をクリックします。

関連項目