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Oracle® Server X5-8 設置ガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

レガシーブートモードでの RAID の構成

この手順では、HBA ファームウェア内に存在する BIOS RAID 構成ユーティリティーを使用して RAID アレイを構成し、それをブート可能にします。この手順は、次のいずれかの条件の下で使用します。

  • Oracle System Assistant がシステムにインストールされていないか、またはそれを RAID の構成に使用したくない場合。

  • Oracle System Assistant ではサポートされていない RAID レベル (RAID 6、50、60 など) をインストールする場合。


    注 -  Oracle System Assistant は、Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID 内蔵 HBA で RAID 0、1、5、および 10 をサポートしています。
  1. ホストの電源を投入するか、またはホストをリセットします。

    たとえば、ホストをリセットするには、次のいずれかを行います。

    • ローカルサーバーから、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを押して (約 1 秒) ホストの電源を切断したあと、電源ボタンをもう一度押して電源を再投入します。

    • Oracle ILOM Web インタフェースから、「Host Management」>「Power Control」の順に選択したあと、「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択します。

    • Oracle ILOM CLI から、「reset /System」と入力します。

    BIOS 画面が表示されます。

  2. BIOS による POST の実行中に、Press <Ctrl><R> to run the MegaRAID Configuration Utility というプロンプトが表示されたらすぐに、Ctrl+R のキーの組み合わせを押して LSI MegaRAID ユーティリティーにアクセスします。

    「Virtual Drive Management」画面が表示されます。


    image:LSI MegaRAID ユーティリティーの「Adapter Selection」画面を示す図。
  3. 1 つ以上の RAID ボリューム (仮想ドライブ) を作成します。

    http://www.lsi.com/sep/Pages/oracle/index.aspx にある『MegaRAID SAS ソフトウェアユーザーガイド』の手順を参照してください。

  4. Ctrl-N を 2 回押して「Ctrl Mgmt」メニューに移動します。

    「Controller Settings」画面が表示されます。


    image:LSI MegaRAID ユーティリティーの「Virtual Drives」画面を示す図。
  5. 下矢印を使用して「Boot Device」フィールドに移動します。
  6. ブート可能にする仮想ドライブを選択し、Enter キーを押します。
  7. 「Apply」ボタンに移動し、Enter キーを押します。

    この手順の実行の詳細は、http://www.lsi.com/sep/Pages/oracle/index.aspx にある『MegaRAID SAS ソフトウェアユーザーガイド』を参照してください。

  8. Esc キーを押して LSI MegaRAID ユーティリティーを終了します。