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Oracle® Server X5-8 設置ガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

root アカウントのパスワードの回復

必要な場合、システム管理者は、事前構成された Oracle ILOM のデフォルトのパスワードを使用して、事前構成された Oracle ILOM のローカルの root アカウントまたはローカルの root アカウントのパスワードを回復できます。

root アカウントのパスワードを回復するには、Oracle ILOM に対するローカルのシリアル管理ポート (SER MGT) 接続が必要です。また、Oracle ILOM で Physical Presence State が有効になっている場合 (デフォルト)、ユーザーは自分がサーバーの前にいることを証明する必要があります。

root アカウントのパスワードを回復するには、これらの手順を実行します。

  1. Oracle ILOM に対してローカルのシリアル管理接続を確立し、デフォルトのユーザーアカウントを使用して Oracle ILOM にログインします。例:
    SUNSP-000000000 login: default
    
    Press and release the physical presence button
    
    Press return when this is completed...
  2. サーバーの前に自分がいることを証明します。

    物理的にサーバーの前にいることを証明するには、サーバーの前面にあるロケータボタンを押します。

    ロケータボタンの位置については、Front Panel Featuresを参照してください。

  3. シリアルコンソールに戻り、Enter キーを押します。

    パスワードプロンプトが表示されます。

  4. デフォルトのユーザーアカウントのパスワード defaultpassword を入力します。
  5. アカウントのパスワードをリセットするか、または root アカウントを作成し直します。